2024年1月31日にNHK中川安奈アナ(31)が同年3月末で退局し、フリーに転向することが明らかになりました。
2016年にNHKに入社して以来9年間で「あさイチ」「サンデースポーツ」など、同局の冠番組でキャスターを務めた彼女は、なぜ今このタイミングで退社、フリー転向を決断したのでしょうか?
中川アナのこれまで経歴、NHK退社〜フリー転向の理由やフリーアナウンサー市場の最新情報を含め、まとめてみました。
更新:01/31/2025
中川アナのwikiプロフまとめ
東京都出身。父親の仕事で、3歳から10歳からフィンランド、プエルトリコで生活をする。帰国後、慶應義塾湘南藤沢高等部、慶應義塾大学法学部政治学科を卒業されました。
高校時代には、東日本大震災の現地にボランティアもされていたようです。
海外のニュース番組で、女性アナウンサーが対等の立場で物事を伝える姿に魅力を感じ、アナウンサーを夢みるようになったようです。
大学時代には、「ミス慶應2015」にも選ばれているようです。
NHKに入局!9年間のアナウンサー生活を経てフリー転向へ!その理由を考察!
2016年、NHKに入社。秋田放送局〜広島放送局と異動を重ね、2020年に東京アナウンス室へ異動となりました。
「あさイチ」「千鳥のスポーツ立志伝」「サンデースポーツ」など、NHKの冠番組を務め、「さぁ、これから!?」という時に退社・フリー転向を発表されました。
フリー転向の理由について、いくつか考えられる理由を考察してみました。
会社員という「しがらみ」や「掟」
局アナというのは、もちろんイチ会社員です。一般企業と同じ人間関係や社風など、我々と同じ悩みを抱えていたことは、いうまでもないかも知れません。
ましてや、NHKは「日本放送局」の略で、総務省管轄のイチ団体です。一般会社とはレベチなある種の「掟(おきて)」があってもおかしくありません。いわば、なんちゃって公務員ですね。
会社員という縛りから解き放たれたいという、誰しも思う感情が芽生えたと想像するのは容易いことですね。
もしかして!?某「F」テレビジョン事件の影響は!?
この記事を書いている2025.1.31は、メディア業界世紀の大事件の最中です。ましてや、女性アナウンサーの会社における人権問題が世間を騒がせています。
同様の事象があったとは言いませんが、放送業界・芸能業界にある闇として、放送業界の「局(社員)アナウンサー」というポジションにある種の危機感を感じてもおかしくありません。
個人の表現「SNS発信」はフリーへの道標(みちしるべ)?
中村安奈アナのインスタドロワー数は9.4万人。
https://www.instagram.com/nakagawa.anna1022/?hl=ja
NHK退社〜フリー転向アナウンサーのトップランナーである有働アナの16.6万人は及びませんが、十分自身の表現を世の中に発信できるプラットフォームをお持ちですよね。
https://www.instagram.com/udoyumiko/
発信内容は、どちらかと言うとグラビアアイドル系ですが、「ミス慶應ファイナリスト」であれば不思議なことではありません。
もしかすると、女優業への転身もあるのかも知れませんね。
さて、ここからは局アナからフリー転向が後を止まない、フリーアナウンサー事情について少し深掘りしてみます。
フリーアナウンサー市場の収入やこれからの可能性
多くの局アナウンサーが、フリー転向するにはそれなりの理由があるはずです。その理由は大きく「お金」と、ある種の「自己実現」なのかも知れません。
アナウンサーの給与相場比較
フリーアナのトップランナー (有働由美子アナや加藤綾子アナ) |
年収:5000万円〜1億円 |
一般的なフリーアナウンサー | 年収:700万円〜1500万円 |
大手キー局アナウンサー |
年収:900万円〜1000万円 |
地方局アナウンサー | 年収:650万円〜800万円 |
さて、この年収の違いを見てあなたはどう感じますか?
個人的には、大手キー局であれば、そのまま会社に守られながら知名度を上げ、過ごす人生も悪くないと思いますが、やっぱりフリーには夢がありますよね。
ライフワークとの出会い!自己実現という生き方の選択!?
有働由美子アナウンサーは「車椅子ラグビー連盟理事」、加藤綾子アナウンサーは「ブラックペアン(2018)に出演するなど女優業」として活躍するように、アナウンサーとは別の活躍をされている方が多いようです。
会社員として「実力」と「知名度」をつけ、本当に自分のしたいことを探すのは、生き方として、とても賢いですよね。
さて今回は、NHK退社・フリーへ転向される中川安奈アナのこれまでの活躍の軌跡とフリー転向の理由について考察してみました。
今後の活躍に期待ですね。